神道は宗教と勘違いされることも多いですが、
実はその思想、哲学は徹底的に現実主義であり、
自己責任の世界なんです。
(救済の概念はありませんからね!!)
そしてそれがよく分かるのが、
奈良時代に編まれた歴史書である
「古事記」なんです。
- 起こることはみな自己の投影、
- 自分が変われば世界も変わる、
- 自分で蒔いた種は自分で刈り取るしかない、
- 望まぬ現実を招いたのであれば、
- これを大いに省みて清算し、出直せばよし
- 禍福は糾える縄の如し
- 禍を転じて福と為す
- 陰陽は合一であり、自在に反転するもの
…このような言葉が、
私が古事記の世界を学ぶ中で、
頭に浮かんだものでした。
単にストーリーを追うだけではもったいない!
古事記は哲学書であり、
最強の自己啓発書だと、私は思っています。
特に、冒頭の天地開闢から
天孫降臨ぐらいまでの物語について、そう感じます。
スピリチュアルがお好きな方は、
試しに、古事記の現代語訳を
「引き寄せの法則」や「鏡の法則」を意識して読んでみてください。
訳者の主観の部分はできるだけ頭から追い出して、
ストーリーを、法則の観点から読み解いてみてください。
きっと、物語の見え方が全く変わってきますよ!!
本来みんな大丈夫なんです。
でも、氣の枯れた状態に慣れてしまって、
大本(おおもと)に戻せなくなると、
自己の投影である現実に苦しむことになるんです。
ブレたら、戻す。
穢れたら、禊ぎ祓う。
なぜなら、ブレたり穢れた状態は、
本来「不快」なものだから。
だから、「快」の状態に戻すんです。
そしてまた次の瞬間から出直せばいいんです。
古事記に触れることで
宇宙の理(ことわり)が、ストンと腑に落ちるでしょう。
そして同時に、
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